英語辞書、勉強部屋にありますか?
と尋ねると、十中八九、「あります」と返ってきます。
使ってますか?
と尋ねると、答えはまちまちです。
(^^;)
先日、生徒さんが
「学校から英語の読解(の課題)が出たけど、全体的にわかりません」
と言いました。
とりあえず、その課題文を見せてもらいました。
一目見て、生徒さんがわからない理由が大変よくわかりました。
課題文があまりにもキレイすぎます。
辞書を引いた形跡が一切ありません。
訊くと、「辞書は引いてません」との返答。
英語に限らず、知らない言語を学ぶにあたっては辞書がなければ不可能です。
生徒さんには、辞書を目の前で引いてもらいながら、とりあえず1文を訳してもらいました。
時間はかかりましたが、意味をつかむことができました。
辞書を引けば読めるのに、面倒がって引こうとしていなかっただけなのでした。
「辞書を引く」という作業を面倒がる気持ちは、わからなくもありません。
むしろよくわかります。
私も中高生の頃は辞書を引くのが面倒に思っていました。
ただ、面倒に思っていただけで、実際にはものすごく辞書を引いてました。
それは、「辞書を引く」ことで英文読解の難易度を下げることができると知っていたからです。
初見の他言語は、いわば未知の記号の集まりです。
それを丸腰で解き明かすなど、難問も難問、不可能に近いです。
辞書を引けば、部分的に知っている記号に変えることができます。
未知の記号の集まりを、既知の記号の集まりに近づけていけるのです。
英語学習は、辞書を使うことで圧倒的にスムーズに進められます。
英語で伸び悩む場合、普段の学習に辞書を使っていたかどうか、振り返ってみてください。
もし使っていなかったら、「辞書を使うようにする」、まずはそれが改善の第一歩です。
(^^)
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