いつものように学習支援のためご家庭に訪問しました。
生徒さんの部屋に入ったとき、いつもと違う感覚がありました。
勉強机の近くを見ると、こんな貼り紙が。
おお、すごい!
何という前向き姿勢!
この生徒さんには、貼り出し学習法をするように話していませんでしたが、自らそれを実践したようです。
自分から学びの空間を作るとは、何とも嬉しい成長です。
(思わず写真をパチリ。あ、ちゃんと許可は得てますよ?)
さて、生徒さんが実践したこの貼り出し学習法。
とても効率が良く、かつ抜群の効果があります。
いいところ その1・・・0.5秒で情報が得られる。
壁に貼ってあるので、ちょっと目を向けるだけですぐに目に入ります。
すると、ノートや参考書の書いてあるページを探す手間が省くことができます。
この情報を探す手間が曲者で、回数が多くなってくると煩わしさが出てきます。
だんだんと調べるのが面倒になり、やがて勉強そのものにも嫌気がさして続かなくなってしまいます。
その点、調べることを書いたメモを見やすいところに貼るだけで、情報へのアクセスがとてつもなく早くなるのです。
貼り出す情報は、メモ用紙にかける量(数行)で、かつ頻繁に使うものが適しています。
例えば、数学の公式、理科の計算式、品詞の活用表などです。
いいところ その2・・・学習向け雰囲気作り。
私が部屋に入って感じた、”いつもと違う感じ” がまさにそれです。
人間は雰囲気によってメンタルを左右されやすいので、自分で学習向け環境を作ると集中しやすくなります。
勉強になかなか乗り気になれないときは、いかにも「勉強しています!」という雰囲気を、少しわざとらしいくらいに出してみましょう。
その手段として、貼り紙の効果は抜群です。
ただし、注意点があります。
貼り紙は、その書いた内容を自分の中に落とし込むまでの補助的なものとして扱いましょう。
自転車の補助輪のように、頼りすぎるといつまでたっても自分で走り出すことができません。
1つ覚えたら次の貼り紙を、それも覚えたらまた次の貼り紙を、というように、常に更新をしていくように心がけましょう。
(^^)
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