「将来の夢」を語って、「なれるわけない」と一蹴されてしまう人へ

 

大人「将来の夢を決めましょう!」

 

若人「◯◯になります!」

 

大人「そんなのなれるわけないでしょう。現実を見なさい!」

 

若人「……(決めろって言ったじゃん!)」

 

 

 

 

という流れ、心当たりのある人もいるのではないでしょうか。

 

何を隠そう、高校時代の私も、まさにこの流れに乗っておりました。

 

(^^;)

 

 

高校生の私は、「声優」になりたいと思っていました。

 

しかし、結局はそれを目指しませんでした。

 

学校の先生や親の反対もありましたが、直接の理由はそれではありません。

 

 

私自身に2つのものが欠落していたからです。

 

 

今回、その2つのものについて、綴ってみようと思います。

 

 

 

 

冒頭のような流れになる「将来の夢」というと、運と実力の世界にある職業であることが多いです。

 

 

小説家になりたい!

 

漫画家になりたい!

 

俳優になりたい!

 

お笑い芸人になりたい!

 

プロ野球選手になりたい!

 

ユーチューバーになりたい!

 

 

そして、これらの「将来の夢」に対し「なれるわけない」という大人がいるのは、それになるために払うべき代償の大きさをイメージできてしまうからだと思います。

 

 

 

私の考えですが、周りから何を言われても、特に諦める必要はないと思っています。

 

親御さんからは「何てことを!」と言われてしまいそうですが。

 

(^^;)

 

 

 

 

ただ、「諦める必要」はありませんが、「知る必要」と「覚悟を決める必要」はあります。

 

 

 

 

「知る必要」とは、目指そうとする職業の現実について知った上で目指すべきだということです。

 

 

自分のなりたいものに どうしたらなれるのか。

 

自分のなりたいもので どのくらいの人が生計を立てているのか。

 

自分のなりたいものが どのくらい世の中に求められているのか。

 

自分のなりたいもので あり続けるにはどうしていく必要があるのか。

 

 

 

等々、これらを、根拠をもって人に説明できるくらいに 知っておく必要があります。

 

なぜなら、反対する大人を説得しなければならないからです。

 

「そんなことを言ったって、調べ方がわからないもん」と思ったとしたら、目指すのはやめておいたほうがいいかもしれません。

 

調べ方を調べようとする姿勢がない時点で、誰も説得なんてできません。

 

 

 

 

「覚悟を決める必要」とは、「将来の夢」の大きさに比例するだけの覚悟を決めるということです。

 

 

その覚悟とは、他を捨てる覚悟です。

 

 

捨てるもの、イメージしやすいのは時間です。

 

遊ぶ時間。

部活の時間。

ゲームをやる時間。

スマホにさわる時間。

休日に出かけたりする時間。

食事前や就寝前にダラダラする時間。

 

これらの時間を捨てて、夢の実現のための取り組みに充てることができるかどうかです。

 

漫画家になりたいのであれば、使える時間を全て使って漫画を描き、出版社に持ち込む、新人賞に応募するなどするわけです。成功するまで、それを続けるわけです。

 

その「将来の夢」のために大切な時間を捨てる覚悟はありますか?

 

 

 

 

 

長くなりましたが、私は高校生時代、「声優」という目標に対して「知る必要」と「覚悟を決める必要」の2つを満たせませんでした。

 

周りの大人たちの反対云々の前に、自分自身に目指すだけの気持ちがないことに気づいてしまったため、「目指さない」という選択をしました。

 

運と実力の厳しい世界を目指そうとする場合、その入口に立つにもそれなりの強い気持ちがあることを、何より自分自身に示さなければなりません。

 

その道を歩んでいくのは自分なわけですからね。

 

(^^)

 

 


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