指先にも乗せられる砂粒が水に沈んで、1人の力ではどうやっても持ち上がらない大木が水に浮く。
これは密度の違いによります。
密度は同体積で比べたときの質量の違いを表します。
水より密度が大きければ水に沈み、小さければ水に浮きます。
この辺りの話でよくあがる疑問は、金属でできた船が水に浮かぶ仕組みでしょうか。
「これは船の中が空洞になっているため船の形をした金属の塊に比べて大幅に軽いから」で片付いてしまうので、あまり面白い話ではありません。
せっかくなので、沈む・沈まないの話から、忍者の水面歩行について中学生の生徒くんと考察してきました。
「 ´Д`)「
どうしたら、漫画で読むような忍者の水面歩行が可能になるのか。
これです。
丸い木の板を足に履くようにして括り付け、滑るように移動するイメージです。
前提として、超人的な平衡感覚があり、物理的に浮く=直立できると仮定します。
何たって忍者ですから。
「 ´Д`)「
さて、一言で水に浮くといっても、物によって浮きやすさには違いがあります。
発泡スチロールなどは水中に引き込んでから手を放すと、ものすごい勢いで浮上します。
人体は水を掻くなどしなければ、ゆっくりゆっくり浮上します。
これも密度の違いによるもので、水より密度が小さいほどにかっ飛んで浮上して行きます。
液体の密度との差が大きければいいということは、液体側の密度を大きくすれば浮きやすくなるわけです。
海水が真水よりも浮きやすいのは、まさにその理屈です。
実際、死海という塩分濃度の高い湖では、浮き輪もなく浮かんだまま本が読めます。
ただ、それでも半分以上は体が水没するので、木の板を履いても液面歩行は難しいでしょう。
だとすれば、より密度の大きい液体があればどうでしょう。
そこで取り出しましたるは、水の13倍以上の密度を誇る水銀。
水銀は常温・常圧下で液体の金属です。
鉄球を鉄球のまま(船のように中を空洞にしなくても)浮かべることができる優れものです!
もはや水面歩行ですらないですが、水銀をなみなみと湛えたプールならば、木の板と併せれば液面を歩けるかもしれません!
あとは忍者の修行次第!
「 ´Д`)「
ただし、水銀の蒸気に長く晒されると重大な健康被害が出ます。
最悪、命はありません。
よいこは真似しないようにしましょう。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*
……生徒くんも最後のオチで笑ってくれたので、手応えありです。(笑)
得た知識で色々考えるのが、理系の楽しさですね。
その楽しさが伝わっているといいなと思います。
(* ´Д`)
新潟の家庭教師
野上直行
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(* ´Д`)
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20,000円 + 交通費
中学生 通常35,000円のところ
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高校生 通常45,000円のところ
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1回 2時間 × 5回
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指導料
通常料金 | 『紹介』
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小学生 | 2500円/時間 | 2000円/時間 |
中学生 | 3500円/時間 | 3000円/時間 |
高校生 | 4500円/時間 | 4000円/時間 |
大学生等 | 5000円/時間 | 4500円/時間 |
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