やることを「書き出し」、「振り分け」ると、学習計画がスムーズに実践できるかと思います。

 

生徒さんからの相談事例です。

 

「計画性がなくて、思うように勉強を進められないんですよ」

 

主旨はこのような感じです。

生徒さんはやることを紙に書き出してまとめていました。

 

「書き出し」はやり忘れが減るので大いに推奨されます。

それは継続してもらうとして、実践するまでにもう1つ作業を付け加えることをアドバイスしました。

 

 

書き出したやることを「振り分け」てみる

 

 

これです。

 

書き出しも大きな紙に直接するのではなく、付箋に書いて紙に貼り付けていきます。付箋であれば張って剥がすのも楽なので、振り分けやすくなります。

次に、別紙に下記のような大きい十字を引いて、例えば縦軸に重要度の大小、横軸に緊急度の大小をとります。

 

 

【右上】すぐやるべき大事なこと。翌日提出の課題など。

【左上】大事だけど期限に余裕があること。翌週提出の課題など。

【右下】必要ではないが、早めにやった方がいいこと。机の整理など学習環境整備など。

【左下】急ぎでもなく、替わりが利くようなこと。ノートや消しゴムといった消耗品購入など。

 

 

まずは大雑把に4つのエリアに、書き出した付箋を貼り付けてみます。

 

 

【右上】に貼られたものから着手しましょう。

【左下】に貼られたものは後回しです。

 

【左上】と【右下】は、基本的には【右下】から行うのが効率的かと思いますが、時として順番が前後します。

 

 

実践し終えた付箋は取り除いていきます。

 

 

これは 優先順位を明確化 するのに有効な手段です。

 

付箋を作ったり紙に貼ったりするのは確かに一手間ですが、何をしようかと手をこまねいている時間に比べれば短く済みます。

その後の作業効率化によって生じる時間的余裕を含めれば、その一手間をかける価値は十分にあると思います。

 

よかったら参考にしてみてください。

 

(^^)

 

 

新潟の家庭教師

野上

 

 


 

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