今朝の新潟日報（新潟の地方新聞）の「日報抄」に過重労働の話題が載っていました。
一昔前の “就職氷河期” といわれた時期の影響が色濃く残る頃に、日本の労働の状態を揶揄する言葉に次のようなものがありました。
“日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。”
今でこそ大学生の新卒採用の内定率は回復していますが、既卒者の状況は変わらず厳しいままです。
（2017年春の新卒内定率は97.6%、既卒者の内定率は４割ほど）
経済情勢の不振 → コストカットや人員整理 → 人手不足 → 一人あたりの仕事量増加
という好ましくないロジックが組みあがってしまっているように思います。
「日報抄」は以下のように結んでいます。
“過労防止へ、労使の隔てなく知恵を絞りたい。”
日本の労働状況ほど大きなことでなくとも、日常では大なり小なり何らかの好ましくない状況に陥ることがあります。
そのとき、不安に思ったり憤ったりして、感情が大きく揺れ動くと思います。
ただ、その後でどうしたら良い方向に向かうかを考えることが大事です。
考える習慣、磨いていきましょう。
(* ´Д`)
新潟の家庭教師
野上直行
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