奨学金のお話。

 

撮り溜めていたずいぶん前のTVドラマ『先に生まれただけの僕』をようやく観始めまして、その中で「奨学金」の話が出てきました。

 

「貸与型奨学金は借金である」というのは事実であり、それを承知の上で借り入れるのであれば良いと思います。

大変なのは、”返済” を想定せずに借り入れてしまうことですね。

 

奨学金について概要を簡単に綴っておきます。

 


 

「奨学金」の制度は大きく分けて3つあります。

給付型、貸与型(無利子)、貸与型(有利子)です。

 

ざっくり言いますと、

給付型は、もらえるけどもらう(もらい続ける)条件が厳しい。

貸与型は、借り入れやすいけど、卒業と同時に借金返済義務を負う。

となります。

 

 

1.給付型

給付型は返済しなくてもいい「もらえるお金」です。

但し、もらうための条件は厳しくなります。

条件の例として、新潟県の奨学金制度では

 

家計基準:

住民税所得割非課税世帯・生活保護世帯、家計急変世帯

 

学力基準:

成績概評5.0~4.3

成績概評4.2~3.5(教科以外の学校活動等で優れた成果が認められる場合)

 

などとされています。

一般に、「向学心旺盛ながら経済的理由で進学が難しい世帯にある進学志望者」が対象となります。

もし、進学先で学業成績不振による留年などしてしまい、条件にふさわしくないとなれば支給打ち切りもあり得ます。

 

 

2.貸与型(無利子)

借り入れた分だけを返せば良いという制度です。

給付型に比べて家計や成績の条件は緩和されます。

 

気をつけたいのは、返済期間と年間で返す最低額が決まっている場合が多いこと。

新潟県の例では、「15年以内に返済」「年間最低返済額が最大で16万円」などです。

 

卒業後、何らかの事情で収入が得られなかったとしても、この返済は必須になります。

別途条件を満たせば “猶予” もありますが、返済額が減ることはありません。

 

 

3.貸与型(有利子)

貸与型(無利子)よりもさらに基準が緩和されます。

但し、利子の分、実際借り入れた額以上の返済義務が発生します。

 

奨学金を得ている人のうち、利用している率がもっとも高いのがこのタイプです。

給付型、貸与型(無利子)はその恩恵の大きさから希望者が多く、どうしても選抜が行われてしまうのが実情のようです。

 

※ 新潟県では有利子の貸与型は実施していないようです。

 


 

 

新潟県の制度を例に挙げていますが、奨学金制度を実施しているのは都道府県だけではありません。

市町村や、国の委託を受けた機関でも実施してますし、大学ごとにも制度を設けていたりもします。

併給が叶う場合もありますが、貸与型を併給すると返済額はその分だけ大きくなります。

 

自分はどの制度に該当するのか。

借り入れるとして、返済のことを含めて検討しているか。

 

お金にかかることなので、綿密な情報収集や先々の見通しが肝要かと思います。

( ´Д`)

 

 

新潟の家庭教師

野上直行

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