新潟市の家庭教師、野上です。
私(だけでなく家庭教師をしている人の大半)の生徒さんは、中学生・高校生が多いです。
世間一般のイメージも、大学受験までが家庭教師の範疇 と捉えられていると思います。
ただ、実際に家庭教師を続けていると、大学生や社会人の方にもご用命戴くこともあります。
これまでに、大学の教養・専門科目対策で、基礎力強化をしたい大学生や、大学・専門学校の再受験、高認試験を受けたい社会人の方への指導も承りました。
環境が変わっても、学びに向き合うタイミングは時として起こりうるようです。
さて、先日、あるお悩みを伺いました。
「大学に入りはしたものの、どうにも意欲が湧かない。何とか四年生になったが、もはや大学が苦痛でしかない。大学を辞めたいと思う」
という主旨です。
学ぶ意義を見出せない学業に、決して安くはない学費を出してまで続けることに意味があるのだろうか。
そんな迷いがあるように思えました。
手続き上、大学を辞めるのは簡単です。
簡単ですが、それは片道切符です。
大学を辞めようと思ったら、ひとまず次の3つのことを考えてからでも遅くはありません。
1.なぜ辞めたい? 2.辞めた後どうする? 3.本当に辞めないとダメ?
辞めるべき明確な理由を、辞めようとする本人が知っていることが大事です。
知っているかどうかの判断は、”言語化できるか否か” です。
そして、1.の理由にも含まれるかもしれませんが、辞めた後の方針が明確であること。
大学在学中は、「卒業」という大学生活のゴールがあります。
しかし、辞めた後はゴールがなくなります。
目標のないまま大学を辞めるのは、指針を持たず海原に出るようなものです。
迷い続ける日々が待っていることになるでしょう。
そして1.2.を考えて、それは本当に大学を辞めなければ実現できないことかを考えます。
これらを考えて考えて、考え抜いた末に、辞めるべきと判断したならば、きっと辞めた後でも地に足をつけて歩んで行けると思います。
もし、上記3つを考えようとしてまとまらず、それでも大学が苦痛で続けられないとなれば、休学 という方法があります。
休学をすれば、大学に在籍したまま大学から距離を置くことができます。
その間に、時間をかけて自分自身について考えてみるといいかもしれません。
(^^)
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