後２週間ほどで夏休みですね。
先日、「反省を活かす」ことについて綴りました。（こちらの記事です）
今回はさらに具体的な活かし方を綴ろうと思います。
家での復習を充実させるために、学校指定の問題集（ワーク等）を複製しておく方法があります。
（※ 出版物の複製は私的利用であれば著作権の問題はありません。自分で複製したワークを自分の復習のために使うことはできるということです）
ワーク提出を課す学校では、ワークに直接書き込むことが多いです。
書き込んでしまうと復習には使いにくくなるので、何も書き込まれていない真っ白な状態で残しておくと後で使いやすいですね。
いちばんお勧めな方法はコピー機で複製すること。
１枚コピーして、それを原本にすれば孫コピーを何枚でも作れます。
タブレットなどをお持ちであれば、ワーク等のページを写真で撮っておくのも１つの方法です。
上手く撮れば印刷して使うこともできますし、何より何十枚分もの情報が１つの機械に入るので管理が楽になります。（スキャナーがあればさらに高品質で保存できますね）
復習は複製した真っ白な状態のものを使って、何も見ないで正解の答案を作れるまで繰り返します。（このとき解答は別の紙に行います）
同じ問題だと答えを覚えてしまって、効果が薄くなるのでは？
と思われがちですが、意識を向けるべきは “解答欄に書く答え” ではありません。
その答えにたどり着くためにどう考えたか、思考の道筋 にこそ意識を向けます。
数学や理科の計算みたいに”考える問題” はそうでも、社会の用語とか英単語とかの暗記問題はどうなの？
と思われるかもしれません。
しかし、それはむしろ覚えてしまうくらいにやれば結果オーライですね。
（＾＾）
ただ、このときも解答欄に書くべき答えだけを覚えるのではなく、何を問われたら何と答えるのか、問いと解答を結びつけることを意識します。
さらに問題と解答を逆に見れば、説明問題にも対応できるようになります。
例えば、
「急な沸騰を防ぐために入れるものは何か → 沸騰石」
「沸騰石を入れる目的は何か → 急な沸騰を防ぐため」
などのように、問題と解答を双方向に押さえておくと、知識の幅が広がります。
ワーク提出のない学校でしたら、ワークそのものを真っ白な状態に保って同様に復習を進めることができます。
ぜひ参考にしてみてください！
（＾＾）
新潟市の家庭教師
野上
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