生徒さんが、通信制高校への編入を決意しました。
半年間の熟慮の末の決断だそうです。
提題について、通信制高校には入り方が３つあります。
「入学」「転入」「編入」です。
「入学」
全日制の高校と意味は変わらず、中学卒業後に、直接通信制高校に進学することです。
「転入」
転校のイメージに近く、他の高校に在籍している人が別の学校に入ることです。
後述の「編入」に比べると単位の引き継ぎがしやすく、既得の単位や出席日数次第で、２年生から始められたり、３年生から始められたりします。
「編入」
他の高校を中退して高校に在籍していない人が、別の学校に入ることです。
基本的に前に在籍していた高校での既得単位等を合算できますが、１年次の中退の場合、履修し終えた単位がないので、「入学」と同じ扱いになることがあります。
編入の際に簡単な面接や作文などが課されることが多いですが、合否判定というより編入希望者の人柄を知る意味合いが大きいようです。
聞いた話ですが、１年次の途中から「編入」で他校に移った場合でも、通信制高校では取り組み次第で通算３年間で卒業ができ得るそうです。
通信制高校は必要最小限の単位数でカリキュラムが組まれているので、全日制の高校よりも時間的な余裕があります。
その時間的余裕を利用して、１年次の課程と２年次の課程を並行して履修すれば良いということでした。
通信制高校によりサポート体制が異なるので、詳しくはご希望の通信制高校に問い合わせると確実です。
自分が頑張るステージは自分で選ぶことができます。
現在の高校が「何か違う」と感じているのであれば、新たなステージの情報を集めてみても良いかもしれません。
（＾＾）
新潟の家庭教師
野上直行
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