回答：当たらずとも遠からず。
物理の世界でも様々議論されているテーマですね。
研究の進捗に応じて、ガラスの定義も姿を変えてきています。
今の定義を簡単にいうと、「液体のような固体のようなもの」となるようです。
これだけ聞いて、なるほど！ ってなりますでしょうか？
生徒さんは「はにゃ？ ( ´Д`)？ 」って顔してましたし、私も初めにこの定義を知ったときはさっぱりでした。
_ ; ´Д`)_
さっぱりでしたので、ちょっと調べてみました。
その範囲でまとめてみます。
ガラスは液体と固体の定義を併せ持つものといえます。
液体・固体のそれぞれの物理学上の定義を簡単にいうと次の通りです。
液体
分子が互いに接しながら不規則に配置され移動できるもの。
固体
分子が規則正しく配置され（結晶化）互いに固定されたもの。
ガラスの定義は、これらを併せて「分子が不規則に配置されたまま互いに固定されて見えるもの」となります。
固定されて “見える” という中途半端な表現をしたのは、厳密には固定されておらず、常に別な状態になろうとしているらしいからです。
ガラスは億年単位の時間をかけて数ナノメートル（１ナノメートル ＝ 10億分の１メートル）は動くそうです。
このことから、ガラスを「流れる固体」とか「著しく粘性の高い液体」と表現することもありました。
色々書いてきましたが、ガラスについては未だよくわかっていないというのが実のところのようです。
「液体のような固体のようなもの」というのも、今の研究段階ではそれが一番もっともらしい説明だということです。
若人の皆さん、ガラスの研究などいかがですか？
これから新たな発見に出会えるチャンスがそこにあります。
ガラスの正体を明らかにしたら世界的に有名になれるかもですよ！（笑）
(* ´Д`)
新潟の家庭教師
野上直行
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