このブログでも何度か 予習中心の学習 をお勧めしてきています。
(参考記事「予習のお供、教科書ガイド」「予習するといいことある?」)
予習しようといっても、具体的に何をするか、どこまで進めるか疑問かもしれません。
実際に生徒さんにオススメしていることを、少しだけここで公開しようと思います。
【教材は何を使う?】
学校の授業で使う教科書。 これ一択です。
予習は学校の授業を効果的に受けられるようにし、その後の復習、自主学習の質を高めるために行います。次に受ける授業で何を話されるのか、どこに注意して授業を受ければいいのかを事前に知っておきます。
授業が “どこかで聞いたことがある話” になると、より注意して聞くことができます。
買い物の途中で店内のBGMが聞いたことがある曲だと「あ、この曲!」と思うことはありませんか? それと似ていますね。予習をすると自分でその状態を作り上げることができます。
【予習はどこまでする?】
上限はなく好きなだけやってもいいのですが、あえて目安を作るとすれば、“次の授業で進むであろう範囲” です。
内容により授業ペースはまちまちでしょうし、「次のどのくらい進むかなんてわからないよ!」と思われるかもしれません。(^^;)
そんなときの目安のつけ方は、平均を取る方法 と 前例に倣う方法 があります。
平均を取る方法とは、教科書のページ数(単元の項目数でも可)を年間の授業回数で割るやり方です。
例えば、ある教科の授業が週に4回あったとします。1年で授業があるのは40週程度(1年約52週のうち、長期休みや試験期間などで通算12週ほど授業なし)なので授業回数にして約160回になります。
仮に教科書が300ページあったとしたら、1回の授業で約2ページ分になります。
また、前例に倣う方法とは、直前の授業1回でどこまで進んだかを基にするやり方です。前回の授業で5ページ分進んだなら、次もそれくらい進むと想定して、5ページ先まで予習して臨みます。
以上はあくまでも目安の付け方の一例なので、ページの計算が面倒とか、進みがバラバラすぎて参考にならないとかであれば、こだわる必要はありません。
(^^;)
そんなときは、前回の授業で進んだところから10ページ先まで見ていく! を基本にしておけばいいと思います。
こうすると、授業であまり進まなかったときは予習範囲が重複するので 繰り返し学習 にもなります。
新学期が始まって、授業も通常通りになってきている頃だと思います。
改めて、授業の受け方、その事前準備である「予習」を見つめ直してもいいかもしれません。
(^^)
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