何かを習得したり、習得したものをさらに強化したりする時に行うこと。
学習、練習、稽古、鍛錬
等々、いろいろな言葉で言い表されます。
それらを続けていくことで、実力が蓄積されていきます。
ただ、練習などを続けていても、なかなか結果に表れないことがあります。
実力の蓄積と発揮は、よくコップの中の水に喩えられます。
習い始めは実力は何もなく、コップの中が空っぽの状態です。
練習を進め学びが深まると、実力が蓄積されます。
コップの中に水が溜まり始めた状態です。
ただ、その水(実力)は、まだ自分というコップの中にあるだけで、外には発揮されないのです。
水を溜め続け、コップから水があふれたそのとき、初めて目に見える結果が得られます。
もし、あふれる前に水を注ぐのをやめると、外に現れないばかりか、やがて水は乾いて無くなってしまいます。なので、日々継続した練習を大事にするべきだといえます。
コップから水があふれるまでの期間は人それぞれ違いますが、一般的に約3ヶ月と言われます。
学業においても同様で、勉強の習慣がついてから3ヶ月以上の継続をして、ようやく手応えを感じられるということです。
(短期記憶を長期記憶にするまでにかかる時間が関係します。また記憶する情報量も影響します)
いつまでにどこまでの自分になっていたいか?
自分の行動はそのための行動になっているか?
時折、自分を見つめ直してみるのもいいかもしれません。
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