先日書いた辞書の使用についての記事(こちら)に関連して、英語だけではなく他教科についても 書き込むことで簡単にできる ということを綴っておこうと思います。
生徒さんから試験の結果を見せてもらうと、 問題用紙への書き込みの量に差があったりします。
「難しかったです」「解けませんでした」という生徒さんほど、その問題用紙はとてもキレイです。まるで配られたときのままのようにです。
逆に「けっこうできました!」という場合は非常に書き込みが多いです。
ここでいう「書き込み」とは、考えをまとめやすくするツールやテクニックです。
例えば、国語では
何度も出てくるキーワードに線を引き目立たせる、
読みながら “具体” と “抽象” の目印をつける など。
数学では
図形問題は問題文の条件を全て図に描き入れる、
数直線を描く、
グラフの概形を描く などです。
書き込みをするメリットを一言で表せば、思考の重複を減らせること です。
コンピューターはどんな些細な情報も記憶しいつでも完全な状態で取り出せますが、人間はそうはいきません。数秒前に考えていたことでも記憶から抜け落ちることだってあります。
書き込みをせずにいた場合、関連した問題に差し掛かったとき、もし記憶から以前の思考が抜け落ちていたら、もう一度考え直さなければならなくなります。
この 考え直し が、問題を難しく見せている原因の1つです。
難しいと感じる思考を何度もするとなれば、それは誰だって難問に見えます。
(^^;)
「書き込み」の威力をいち早く実感した生徒さんは、自らそれを駆使して結果を出していきます。
書き込みをすることで、問題の難易度が劇的に下がります。
ぜひ、問題を書き込みで汚して行って下さい!
(^^)
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