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こちらは「化学基礎」という科目の序盤で扱う電子配置について、生徒さんに説明した時の図です。教科書の説明で大混乱していた様子なので、覚えやすい方法を紹介しました。
【ここから少しだけ化学の具体的な話になるので、お時間がない時など読み飛ばしていただいて大丈夫です(笑)(^^;) 】
「電子配置」とは、原子が持つ電子が原子核の周りにどのように配置されているのか、ということなのですが、この辺の説明は初学者にとっては呪文のようなことが教科書に書いてあります。
(^^;)
・電子は電子殻に収容される
・電子殻は内側から K殻・L殻・M殻・…… のように名前がついている
・計算上、電子が入る数はK殻から順に 2・8・18・32・50・…… である
・ただし、M殻に8個入ったら、18個に満たなくても次はひとまずN殻に入る
などなど。
電子殻の順序がいきなり K から始まるとか、計算上入るはずの数を示した直後に順番通りに入りませんとか、一見して意味が通らないようなことが書いてあります。
ここを説明するにはエネルギー準位の異なる小軌道についても言及する必要があるのですが、高校化学ではそこまでの話をしません。
【読み飛ばし範囲はここまでです(笑)(^^;)】
高校までの学習では、教科書には「掘り下げればどこまでも深くなっていくけど、それをやっているととんでもない情報量になるから、とりあえずこの事実だけ知っておいてね」という部分だけが載っていたりします。
(例は化学ですが、他の教科・科目でも同様です)
言ってみれば、そもそも教科書が詳細を端折って説明しているわけです。
より覚えやすくなる工夫を、学ぶ側がしたとしても問題ないはずですね!
( へ理屈(笑) )
「化学基礎」で扱う元素はかなり限定されているので、電子配置でM殻に8個を超える電子が入るケースはほぼ無いといっていいです。
であれば、「K・L・M」と「2・8・8」という並びをイメージしやすくするのがいいと思います。
その一環が、冒頭の写真です。
各電子殻に入る電子数を「2(に)・8(ぱ)・8(ぱ)」で読んだものです。
あと、写真には直接入ってませんが、原子核を ◯ で表すとその一番近くに K 殻が来るので、◯とKを合わせて、ちょうど「OK」に見えます。
電子殻は「OK」で始まる! 数は「にぱぱ!」で入る!
これを写真の図とともに伝えたら、生徒さんに即座に理解してもらえました。
覚えやすくする工夫は学習効率を上げてくれますが、気をつけたいことが1つあります。
我流でやりすぎると、実態と合わない覚え方をしてしまうことがあります。
もし、何か思いついたときは、よく知っている人に確認してみましょう。
(^^)
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