国立大学を志す生徒さんがセンター試験「数学I・A」に取り組んでいます。

国立大学を志す生徒さんが、センター試験の過去問集(通称:赤本)に取り組んでいます。

文系、理系を問わず選択されることが多い科目に「数学I・A」があります。

 

今回は、センター試験の「数学I・A」について綴ろうと思います。

 

 

1.設問数
2.単元
3.対策例
4.科目「数学I」について

 

 

1.設問数

平成24年〜平成28年の過去5年間では、4〜5問出題されています。

さらに近年2年は、3問中2問選択して答える選択問題枠があります。

 

選択問題は自分の苦手な単元を回避できる可能性があります。

 

その一方で、設問の間で難易度の差があることがあり、得意単元が難問であると得点が伸びにくくなり、難易度は低いのに苦手単元であるために敬遠してしまい得点源を逃すなどすることがあります。

 

 

 

2.単元

現在の課程では、数学Iは、

 

・数と式

・集合と命題

・2次関数

・図形と計量

・データの分析

 

数学Aは、

 

・場合の数と確率

・整数の性質

・図形の性質

 

から出題されることがほとんどです。

 

 

過去問では、選択問題枠には数学Aの単元が充てられていました。

 

つまり、数学Iは全単元必修だったということです。

 

このことから、優先して習熟したいのは、数学Iの単元といえるでしょうか。

 

 

 

 

3.対策例

基本が入りきっていない場合は、基本の入れ直しからです。

 

例えば、「三角形ABC」と「余弦定理」のキーワードで、関連する公式をすべて、何も見ずに書き出せるかどうか。

例えば、「反復試行の確率」のキーワードから、計算式の骨組みを書き出せるかどうか。

 

 

教科書の解説レベルの知識が、いつでも頭から取り出せるのがスタートラインです。

 

 

スタートラインに立ったら、次は設問が何を使って解くのかを見極めます。

 

この「見極め」こそがセンター数学対策の肝と言って過言ではないです。

 

 

実は、各年度の問題について「見極め」をしていくと、毎回同じようなことを問われていることに気づけます。

 

例えば、数学Iの「図形と計量」であれば、

 

・正弦定理

・余弦定理

・sinを使った面積公式

・三角比の相互関係

 

の4つが使えれば、ほぼ通用します。

 

他にも、2次関数における 平方完成 、図形の性質における 方べきの定理・メネラウスの定理 など、各単元に使われる定番の技術があります。

 

 

「見極め」をきっちりやり込んでから、確かめのために解いてみてください。

 

時間がないときは、「見極め」のみでも効果があります。

(※ あくまでも基本が入っている前提です)

 

 

 

 

 

4.科目「数学I」について

受験する大学や学部により、「数学I・A」ではなく「数学I」という科目で受験することができます。

 

「数学I」は、数学Aの単元を含みません。

 

「数学I」を採用するのは文系学部が多かったりするので、数学が苦手な文系受験生が選ぶことが多いです。

 

 

確かに「数学A」を含まない分、出題範囲は狭まりますし、対策も限定的で済みます。

 

 

ただし、注意点が1つ。

 

 

単元が少なくなる分、1つの単元の密度は高くなります。

 

「数学I・A」における数学Iの単元では問われなかった設問が、「数学I」では問われることがあります。

 

しかも難易度高めの設問で、です。

 

 

数学Aに得意単元がある場合は、文系でも「数学I・A」を選択した方が得点しやすいこともあります。

自分の得意・不得意を分析した上で、科目選択をしてください。

 

 


 

 

「数学I・A」は基本の理解があり、設問が何を聞いているのかが読み取れれば対応できる問題が半数以上です。

 

単元も多くありませんので、単元ごとに偏らず均等に習熟度を上げるよう心がけてみましょう。

 

(^^)

 


 

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(^^)

 

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