「葉緑体の断面って、どうやって撮影したんですかね?」→ 疑問を持つことこそ学びの起点ですね。

 

生物の資料集を見ながら、若人くんが一言。

 

「葉緑体の断面って、どうやって撮影するんですか?

 細胞の中のさらに小さい粒をどうやって切ったんですかね」

 

なるほど、言われてみれば不思議ですよね。

結論を言えば、これは葉緑体を切って撮影したのではありません。

透過型電子顕微鏡 という装置を使って、対象の内部を非破壊で観察することができます。

 

中身はどうなってるんだ?

どうやったら中身が見えるんだ?

 

そんな疑問を抱いた誰かが、見る技術を開発したわけですね。

 

 

 

疑問を抱き、それを明らかにするために調べ、試す。

それが真理の探究(学問)といえます。

 

 

 

過去の偉人たちにも、疑問を持つ姿勢がモノを言った人もいます。

 

例えば、福沢諭吉。

『学問のすゝめ』の著者であることや慶應義塾大学の母体の創始者であることなどで有名な人ですね。

幼少の頃からいろいろな物事に疑問を抱く性格だったそうです。

その考え方はやがて、それまでの日本のあり方(封建道徳)に疑問を呈し、日本の近代化(文明開化)に大きく寄与するまでになりました。

 

例えば、トーマス・エジソン。

数々の発明を成し遂げたアメリカの科学者です。

エジソンも子供の頃は「なぜ? どうして?」が口癖の知りたがり少年だったそうです。

過激な実験(友人の体で意図せず人体実験?)も行ったほどに探究心が旺盛で、それがやがて『発明王』を誕生させる原動力になりました。

 


 

些細な疑問にこだわる子に、「そんなことをいちいち気にせず、とにかくそういうものだから覚えろ!」と言ってしまう人もいるようですが、それが続けば、いずれ何も考えない人間になってしまいます。

 

疑問を持つからこそ、自身を高めていけるのだと思います。

 

葉緑体の断面図で疑問を抱くことができた若人くんも、ぜひその疑問を持つ姿勢は大事にしていってほしいと思います。

 

(^^)

 

 

新潟の家庭教師

野上直行

 


 

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