「この秋から部活に入ろうと思います。勉強のやり方をどう変えたらいいですか?」→ 授業の質を20%底上げで行きましょうか。

 

マネージャーとして運動部に参加したいという相談を受けました。

 

今までは文化系サークルで時間的拘束も少なく、学業との両立も容易く図れていたのですが、運動部ともなると生活が一変してしまうそうです。

学業の進め方に不安を感じたのか、どのようにしたら良いかという主旨でした。

 

 

似たようなお悩みをお持ちであれば、お役に立つかもしれません。

生徒さんとご家族様にお伝えしたアドバイスをまとめて綴ります。

 


 

スキマ時間を学習時間に充てる というのは、部活生の一般常識といって過言ではありません。

暗記カードや苦手ノートというテクニックは試してみたでしょうか?

もし、まだということでしたら、それはぜひ実践してみてほしいと思います。

 

 

そして、私がそれらと同等に大事にしてほしい姿勢が、“授業の質を高める” これです。

時間的拘束が強い部活に入っていてもいなくても、学校の授業時間は等しく設けられています。

それを効果20%増しで受けられたら、大変お得ですね。

 

「授業の質を高めるのは、学校の先生がすることではないの?」

 

と思われるかもしれませんが、受け方によって授業の効果は全く違ってきます。

 

 

 

受け方の質を高める方法は3つあります。

 

 

1.授業中に寝ない。

「授業中に寝るなど、もってのほかだ!」という こうあるべき!論ではありません。

単純に、寝ている間は情報が増えない という非効率を回避するためです。

前日に十分な睡眠時間を確保するのが一番簡単な対処法です。

(横になって目を閉じているだけでも脳は休まります)

 

 

2.朝型学習に切り替え、予習をする。

夜、部活で疲れた体と頭で長々と学習しても効果は薄いです。

朝に2時間の学習時間が確保できると、その日の授業の予習ができます。

予習して授業に臨めば、授業が復習になります。

今まで家に帰ってからしていた復習を、授業中に終わらせるつもりで臨みましょう。

(22時までに就寝できれば、翌朝5時に起きても7時間睡眠できます)

 

 

3.後で授業内容を誰かに説明すると仮定して聞く。

「この後、誰かに授業の内容を説明しなければならない」としたら、あなたはどのように授業を聞きますか?

ただ漫然と聞いているだけではなく、考えて、筋道を立てながら聞くことが大事です。

 


 

学業の効果は、「内容の質」と「学習量」と「取り組むときの集中力」の掛け算 だと考えます。

 

部活動で時間を割くのであれば、学習量(学習時間)が制限されてしまうのは物理的に不可避です。

スキマ時間の活用で多少は軽減できますが、それでも全体的には圧迫されてしまいます。

 

もし本当に部活動と両立して勉強の効果を維持・向上したいと思うのであれば、質を高められるような工夫、集中力を維持できるような心掛けなど、できることでカバーしていくより他ありません。

 

 

1つでも参考になることがあれば幸いです。

 

(^^)

 

 

 

新潟の家庭教師

野上直行

 


 

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