Don’t think. Feel !(考えるな。感じろ!) 映画の名台詞から基礎の大切さを考えてみました。

 

ブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』という映画をご存知でしょうか。

部屋の整理をしていて、ずいぶん前に買ったDVDを見つけました。

 

もし作品を知らなくても、” Don’t  think.  Feel !  “ というセリフは聞いたことがあるかもしれません。

日本語訳の多くは、「考えるな。感じろ!」とされています。

 

ブルース・リー演じる武道家が、弟子に稽古をつける際のアドバイスです。

考えて動いていると隙ができるので、相手の動きに対して直感的に動けるようになれという主旨です。

 

弟子の考えてしまう癖を直すために、単純な動きを何度も繰り返させます。

行動だけでなかなか理解できずにいる弟子に、言葉で伝えたのが ” Don’t  think.  Feel ! “ でした。

 


 

作中では武道の修行において放たれた言葉ですが、これには広く 基礎の大切さ を含んだ言葉だと考えています。

もちろん、学業においても、当てはめて考えることができます。

 

基礎練習を嫌う人の中には「直感で解くから大丈夫です」といって、基礎を疎かにしてしまいがちな人がいます。

しかし、そういう人が、直感で解けることは決してありません。

 

もし解けたとしたら、それはただの 偶然 です。

運が良かっただけです。

 

ここでいう「直感」とは 経験に基づく最適解 であって、野生動物が生まれながらに持つような本能的洞察力ではありません。

教科書の例題レベルの問題で、考えなくても手が動くようになって、初めて「直感」が働くようになります。

 


 

武道でもスポーツでも学業でも、様々な想定を事前に体に染み込ませているから自然と動けるのであって、その仕込み無くして体は動きません。

偶然に頼るしかなくなってしまいます。

 

” Don’t  think.  Feel ! “ は、考えてはいけないのではなく、考えなくてもいいくらいに基礎を身につけよ という教えなのではないかと思いました。

 

そのためには、逆説的ですが、何が自分に足りないのかをむしろ考えて臨むことになりそうですね。

 

(^_^)ややこしや。

 

 

 

新潟の家庭教師

野上直行

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