もっと長い文で書きたいです。 ( ・ω・)ノ
生徒くんから要望がありました。
その生徒くんには、中学校入試の作文対策として日記をつけてもらっています。
(参考記事:【「作文の練習のために、日記の宿題をお願いします」→ 気合い入りすぎて日記帳を自作しました。】)
毎日継続するハードルを低くするために、1日分を5行程度から始めてもらいました。
1週間書いてどう思ったかを尋ねたところ、上記の要望が出てきた次第です。
書くことに意欲的になってきたので、1日あたり倍の10行程度にして書いてもらうことにしました。
短文と長文には、書くにあたって気に留めておくことがそれぞれにあります。
短文でまとめる
始めに短い文で書くように言ったのは、継続しやすくする他にも テーマ選択 と 要点のまとめ方 を練習するためでもありました。
作文課題は、一般に「大枠のテーマ」が与えられ、それに関連する「個別のテーマ」を自分で設定して意見を記していくことが多いです。
(例:「電車内のマナー」という大枠に対して、「座席に物を置く迷惑行為」について書くなど)
日記は1日のうちで起こる出来事のうち、何を書くかを選ぶところから始まります。
自分の中で印象に残ったことを思い出したり、書きやすいテーマを選んだりすることを毎日練習することができます。
また、作文課題では選んだテーマについて、ただ事実を並べるだけではなく「意見」を述べる必要があります。
【事実・出来事】 → 【感じたこと・思ったこと】 → 【意見・展望】
5行程度の日記にそれを盛り込むには、書くべきことを絞らなければなりません。
その日起こったことの要点をまとめる練習をすることができます。
長文を整える
長く書いて良ければ、書くべきことを絞らずに書くことができます。
しかし、書くだけ書いて、最初と最後で違うことを言っていたら一貫性のない文章になってしまいます。
例えば「電車内のマナー」について次のような流れで書いたとします。
後から来る友人のために荷物で席を確保している人がいる。
↓
他にも座りたい人もいるのに勝手だと思った。
↓
友人に対する思いやりかもしれないが、公共の場では周囲の人への思いやりも大事である。
↓
思いやりのある人は誰とでも仲良くなれる。
↓
自分も思いやりをもって人と接していこうと思う。
マナーの話が、終わる頃には人付き合いの話になっています。
長文は、書きたいことがたくさんかける一方で、テーマがぼやけやすくなる面もあります。
日記で長文を練習する際も、その日起こったことをいかにちぐはぐにならずに整えられるかが鍵になります。
次回訪問の際に、生徒くんがどのような日記を書いているのか、大変楽しみです。
(^^)
新潟の家庭教師
野上直行
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