休日を利用して、バイクで山間まで遠乗りしてきました。
総走行距離は約370km。
2017年はこれでツーリング納めですかね。
さて、この時期山間まで行きますと、それは見事な紅葉が広がっていますね。
紅葉を見て思うことといえば、それはもちろん葉が含有する色素についてですよね。
(^^) ですよね?
連休中で見る人も少ないと思って、思うままに書いてますが、生物の豆知識と思ってお付き合いください。
m(_ _)m
葉っぱの色付きは、葉っぱの中の色素割合が変化することで起こります。
多くの葉っぱが緑色に見えるのは、クロロフィルという色素があるためです。
クロロフィルは光合成の場である葉緑体に多く存在しており、葉緑素とも呼ばれます。
黄色に色付く葉っぱは、カロテノイドという色素が関係しています。
カロテノイドはクロロフィルと同時に存在していますが、クロロフィルの色が強いので普段は緑にかき消されています。
秋になってクロロフィルが分解され減ってくると、カロテノイドの色が目立ってくるわけです。
赤く色付く葉っぱは、アントシアニンという色素が関係しています。
アントシアニンは葉の糖分が高くなると増えてきます。
落葉準備を整えつつある植物では、葉で作られた養分が葉に止まろうとします。
つまり、でんぷん(糖質)が濃くなるので、アントシアニンがどんどん増えて濃くなっていきます。
これがクロロフィルの分解と相まって、葉っぱが赤々と染まるわけです。
前者は、「すでに在るものが、それを隠していた何かが無くなったことで、顕在化する。」
後者は、 「それまで優占していたものが衰え、別なものが台頭し、顕在化する。」
葉っぱの中でもしたたかな策謀が繰り広げられてるのでしょうか。
何となく、日本史の登場人物に似た人がいたような気がします。
やはり人も自然の一部ということなのですかね。
(* ´Д`)
新潟の家庭教師
野上直行
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