【数学の小話】相似の話でドラえもんの道具の凄さの話になりました。

 

ある図形をそのままの形で大きさだけ変えたものを「相似な図形」といいます。

正方形や立方体で考えると、相似な図形の面白い性質がわかりやすくなります。

 

 

一辺がの長さの正方形は、面積が1×1=1で です。

一辺がの長さの正方形は、面積が2×2=4で です。

一辺がの長さの正方形は、面積が3×3=9で です。

 

一辺がの長さの立方体は、体積が1×1×1=1で です。

一辺がの長さの立方体は、体積が2×2×2=8で です。

一辺がの長さの立方体は、体積が3×3×3= 27で 27 です。

 

辺の長さが2倍、3倍になると、面積は4倍、9倍になり、体積は8倍、27倍になります。

つまり面積は辺の長さの比の2乗になり、体積は辺の長さの比の3乗になります。

 


 

さて、小難しい話はここまでです。

生徒さんとこの話をしていて、ドラえもんの道具「ビッグライト」と「スモールライト」の話になりました。

 

仮に身長を10倍にしたとすると、体の各所の面積は100倍に、体重は1000倍になります。

支えるべき体重が1000倍なのに、それを支える面積は100倍にしかなりません。

面積当たり、10倍の負荷がかかるわけですね。

今この瞬間に自分の体重が10倍になったと想像してください。

 

体重50kgの人なら、500kgになります。

力士2人が一気にのしかかってくるようなものです。

 

 

逆に身長が10分の1になったとすると、体の各所の面積は100分の1に、体重は1000分の1になります。

皮膚面積が10倍に跳ね上がるので、体温の発散も10倍になります。

体温確保のために凄まじい量の食事が必要になるのでしょうね。

 

人間は大きくなろうが小さくなろうが、生命維持に困難をきたします。

ドラえもんがやってきた22世紀では、そのあたりの問題をきっと解消しているのでしょう。(笑)

 


 

今の自分の体が一番自分に合っています。

ぜひ、体を大事にしましょう (笑)

 

勉強の合間の、為になる (?) 雑談でした。

 

(^^)

 

 

新潟の家庭教師

野上直行

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