昨日は妻と東京に行ってきました。
目的はこちらの鑑賞です。
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オーケストラの演奏に合わせて映像が流れるのかと思いきや、映画に合わせてオーケストラが生演奏するというスタイルでした。
『君の名は。』の映画が一本、丸々上映されました。
作中に流れるBGMを目の前でオーケストラが演奏し、挿入歌はアーティスト本人の生演奏。
実はオーケストラだったりアーティストだったりの生演奏を聞くのは初めてでした。
なるほど確かに、実に贅沢な空間でした。
ただ、欲を言えば演奏の方をメインにして聴きたかった気もしますね。
オーケストラコンサートと銘打っていたので、私はそれを想定していました。
始まってみれば、どちらかといえば映画がメインだったように感じました。
さて、ここで終わってはただの日記なので、家庭教師ブログとしては物足りないですね(笑)
ちょっと学術的なことにも触れておきます。
(^^)
コンサートホールは音がよく響くように設計されています。
柱や天井の構造、客席の配置など、コンサートホールの “箱” としてのパーツは音か直接当たって響かせ合うので、どのように配置するかが建築家の腕の見せ所ですね。
この「音の響き方」について、実は気温も影響を与えていることはご存知でしょうか。
音は空気を揺らしながら伝わる波(音波)です。
もっと言えば、空気の粒子が前後に揺れながら、濃い部分と薄い部分を作りながら伝わっていく縦波です。
揺らすべき空気が揺れやすければ音が伝わりやすく、揺れにくければ伝わりにくくなります。
この空気の揺れやすさが、温度によって変わってきます。
温度が高いほど空気の粒子の熱運動が大きくなるので、空気が揺れやすくなります。
(すなわち音が伝わりやすくなる)
また、気温差があるとその境界で空気の熱運動の様子が変わるので、音の伝わりやすさも変わります。
すると音はまっすぐ伝わらず、方向を変えてしまいます。
(音の屈折)
昼よりも夜が、夏よりも冬の方が遠くの音が聞こえやすいのも、気温による音の伝わり方が違うからです。
(冬は遠雷の音が聞こえやすいですね)
もしかしたら絶対音感を持っているなど耳のいい人は、室温の微妙な変化で音が変わって聞こえたりするのでしょうか。
私には絶対音感はないので、「おー、これがライブというものかー。贅沢だなー」というだけで終わってしまいますけどね。
(^^;)
とても楽しい一日でした!
新潟の家庭教師
野上直行
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