【数字の捉え方】数をブロックで捉え直すと、一気にハードルが下がることがあります。

 

例えば「漢字を1000文字書いて練習しよう!」という課題があるとして、それを多いと感じますか? 少ないと感じますか?

 

1000という数字にとらわれると多いように感じるかもしれません。

ですが、20回ずつ書き取り練習するとしたら、50文字です。

2字の熟語なら25個で終わりますね。

一般的な400字詰の原稿用紙で考えれば、2.5枚です。

 

「1000文字も書くとか、大変だなぁ」

「たった3枚分か、楽勝じゃん」

 

どちらも同じ課題で抱きうる印象です。

 

感じ方は人それぞれなので一般化はできません。

(原稿用紙2枚を超えると多いと感じる人もいるでしょう)

ただ、数字の捉え方を変えると、違った見方ができる可能性があります。

 

その捉え方というのが、「数字をブロックで考える」ことです。

先の例では、1文字につき「20回」というブロック、400字で「原稿用紙1枚」というブロックで考えています。

一定数を1つのブロックにまとめて、数字そのものを小さくして単純化するわけです。

 

この考え方に慣れてくると、計算も早くなります。

例えば、100が「25」のブロック4つ分、75が「25」のブロック3つ分と考えると、

75/100 = 3/4

とすぐに出せます。

 

また、800は「25」のブロック4つ分(100)がさらに8セットあるので、

800 ÷ 25=4×8=32

と考えることもできます。

 

要領の良さを磨くにも、数字のブロック化は有効かもしれませんね。

 

(^^)

 

 

新潟の家庭教師

野上直行

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